このブログを書いているデスクの引き出しには、どこのホテルでも(ほぼ?)そうであるように
日英対訳の聖書が入ってて、ちょっとめくってみたら、
最初の方に、いろんな言語で「ヨハネによる福音書3:16」が書かれています。
「ヨハネによる福音書3:16」
英:For God so loved the world, that he gave his only begotten Son,
that whosoever believeth on him should not perish, but have eternal life
日:
神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じるものがひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
独:
Denn also hat Gott die Welt geliebt, daß er seinen eingebornen Sohn gab,auf daß alle, die an ihn glauben, nicht verloren werden, sonder das ewige Leben haben.
以下、
アラビア語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、中国語(繁体字)、韓国語、ギリシャ語、ヘブライ語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、ロシア語、シンハリ語、
スペイン語、スウェーデン語、ベトナム語
で書かれています。
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この本、いかにもフォントが古いよなあと思って奥付を見てみると、出版されたのはなんと1974年。僕より年上です。
その当時によくこれだけの外国語のフォントがあったなあ、揃えるの大変だったろうなあと感心です。
とくにシンハリ語なんかは、今日でも日本の印刷では使うことはほとんど無い程なので苦労が忍ばれます。
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英語もドイツ語もそうだけど、けっこうな”古文”。ドイツ語のalso の使い方などは現代とは異なっていて、面白いです。