ほぼ二十年ぶりに訪れました。古くからあるものって、年をとってからの方が、その持っている魅力に気づきやすいのかも、と思った次第。
確か最後に来たのは大学生の時だったと思うのだけど、そのときにはこの場所の全体のバランスとかには気が付かなかった(か、ただ忘れただけ)しなあ。建物がどれだけ古い、こんな逸話がある、というのも感動ポイントではあるけど、銀閣は全体のバランスというか総合的な魅力で僕を圧倒した場所でした。それから、最近になって庭仕事をするようになって、このような庭を維持するのに、どれだけの労力は払われているかとおもうと唖然。自然に見えるような人工の庭って大変なのに、と、今だからこその感想を持ちました。
写真は庭の「銀沙灘(ぎんしゃだん)」を臨む窓から。