クリスマスは、スイスの友達の家におよばれでした。
バーゼルでのことは24日分に書きます。
ちなみに、僕の住んでいるところからスイスのバーゼル(ドイツから国境を越えてすぐ)
という街までは快速電車で1時間くらいです。
もう何度かすでにスイスへは行ったことあるんだけど、やはり、
電車に乗ったまま国境を越えるってのは、わくわくします。
初めて電車の中でパスポートを見せたときは不思議な気分でした。
ドイツに来た当初、しばらく友達の家に厄介になってたんですが、
その友達の家は、ドイツとスイスの国境に接したドイツ側のヴァイルという町(市?)(バーゼルの隣町)
にあります。
フランクフルトに飛行機で到着してから、特急でヴァイルへ。
友人宅の最寄り駅には特急は停まらないので、僕は一旦バーゼルまで行きました。
で、その友達が車でバーゼルの駅まで迎えに来てくれたという次第。
ドイツ側の最後の駅を過ぎたあたりからパスポート検査のおっちゃんが巡回し始めます。
僕はしばらく前から「国境、国境」と、どきどきしつつパスポートを手に準備してました。
疑問1. 電車の中ではテーブルなどないが、どうやってスタンプ押すんだろう?
疑問2. スイスの入国のスタンプはどんなデザインだろう?
というのが僕のそのときの関心事だったのですが、しかし、
答え1と2 スタンプは押さない。
パスポートは見せただけでした。迎えに来てくれた友人いわく、
「そんなことしてたら、パスポートがスタンプですぐにいっぱいになっちゃう」。
実際、その友人は、ヴァイルに住んでるけれども、職場はバーゼル。
そりゃ毎日2回も国境越えてたらね。
(でも押してくれるように頼んだら押してくれるらしいです)
で友人の車に乗って即ドイツへ。車でちょっと行った所に
国境がありました。高速道路の料金所みたいな建物です。
僕はもうわくわくしきってて
「あれ、国境?」「車から降りなきゃ?」「荷物見せる?」「周りに柵とかないの?」
とか質問しまくってたんです。そんな感じで、
「パスポートみせるよね?」
って聞いてみたら
「いや、いいよ、たぶん素通りするから」
だって。
本当に国境警備の人は、ごく当たり前のように僕たちの車を通してくれました。
彼は、ドイツのナンバープレートがついてるから大丈夫って言ってました。
その友人はどう見てもヨーロッパ人顔だけど、助手席にアジア人乗せてたら怪しまれるんじゃないか
とか心配したんですけどね。
そういえば「電車内パスポート検査」はあったりなかったりです。
今回のバーゼル訪問でも、行きはなーんもなくて帰りはパスポート見せました。
たしかに国境を行き来する人すべてを検査してたらとんでもないことになる
とは思うけど、やはり、「いいのかな?」って思ってしまいます。
03/12/23 (火) 国境
2003/12/27 // Posted in 1. 日記
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