『きしわだのだんじりまつり』

2005/02/02 // Posted in 読書  


きしわだのだんじりまつり
いやーこんな絵本があるとは。びっくりしました。
この本を図書館で見つけたとき、
すでに貸し出し限度の10冊を手に持っていたのですが、
1冊あきらめましたもんね。これをかりるために。
全国的に有名な岸和田市の祭を紹介する絵本です。
一応「あすか」という女の子の家庭を通して
祭りの進行や、人々の様子を描いて、
ストーリーにはなってるんですが、ほぼ、
祭事典ってかんじです。
「だいくがた」「まえてこ」などの図解や
「やりまわし」「みやいり」の説明もあります。
これ、大人がみても興味湧きます。
一枚のパンフレットよりもこれ一冊!と思いました。
で、また絵の細部がリアル。
やりまわしのシーンでは岸和田駅前のやしの木(ソテツ?)
が、ちゃんと縄で邪魔にならないように縛られてます。
(↑これ事実?>K嬢)
しかし気になるのは「だんじり」の表記。
以前、岸和田出身の(やはりこの祭のことを熱く語る)
友人に
「だんじりのじぃはほんまはちぃにてんてんやねんで」
っていわれたんですよね。
どうなんでしょう?(>再びK嬢)

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Comments (2)

  • なんでまたそんなところにそんな本が(笑)
    ソテツは縛られてるというより、
    紅白の布(何て言うんだろう?)で巻かれてたと思う。
    邪魔にならないようにってイミもありますが、
    多分一番の目的は
    「見物客が木に登らないように」ではなかろうかと…
    あと、「だんじり」の表記ですが、
    実際のところだんじりの語源が未だに不明らしいので、
    どっちが正解ってのはないみたい。
    一般的にはだんじりのことを“地車”って書くので、
    ここからすると“ぢ”ですし、
    (ただし観光のアナウンス等では
    地車は“だんじり”とは読まず“じしゃ”と読んでます)
    語源の一説にある“壇尻”っていう由来だと“じ”になります。
    ちなみにうちの母上様に伺ってみたところ、
    「そんなん、だんぢりや(老舗の和菓子店)っていうんやから
    ちに点々とちゃうの?」とのコト(笑)
    ところで、後述の岸和田の友人って…M氏ですか?
  • ken より:
    K解説員、よーくわかりました。(仁鶴ふうに)
    うーん、やはりみなさん、木に登っちゃうんでしょうね、
    しばらないと。
    「じしゃ」って言われてるのはきいたことなかったです。
    そうなのか。
    そうそう、友人とはMのことです。
    さいきんぜんぜん連絡ないです。
    仕事でインドとかオーストラリアにはよく行ってるらしい。

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