『チュウリップの幻術』
2005/02/03 // Posted in 読書
チュウリップの幻術
宮沢賢治が書いたものを絵本にした本です。
この話、始めて読んだのですが、
ながーい詩だ、と思いました。
洋傘の修理をする青年と園丁
(公園や庭園の手入れを職業をする人)(←広辞苑:この言葉初めて見た)
がチュウリップの美しさに「酔う」という話です。
チュウリップを杯にみたて、乾杯したりもします。
春の賛歌、ですね。
絵は登場人物の表情もぼやかしてあるし、
庭の様子も、東洋とも西洋ともつかないかんじで、
文の「つかみ所のなさ」を上手に保ってると思います。
This entry was posted on 2005/02/03 at 23:41 and is filed under 読書. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Comments (2)
だから、宮沢賢治は絵本じゃないほうがいいかな、
と思う。文字だけのほうが楽しめるかも。