ここ何日か、ちょっとは「秋か?」、と思える瞬間もありますね。
虫の声が大きくなった気がします。
どうやらドイツ語圏には、季節の区切りが二つある模様。
まさとさんのblogを読んで、気になったので。
たとえば「秋の始まり」という意味の独単語 “Herbstanfang”「ヘアプストアンファング」も、従って、これら2種類が存在します。
Meteorologischer Herbstanfang 「気象学的秋の始まり」
Astrononischer Herbstanfang 「天文学的秋の始まり」
「気象学的」な季節では、
3、4、5月=春
6、7、8月=夏
9、10、11月=秋
12、1、2月=冬
と月で区切ってある模様。
一方「天文学的」な季節では
春分~夏至=春
夏至~秋分=夏
秋分~冬至=秋
冬至~春分=冬
ということになってます。
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カレンダーには、だいたい「季節の始まり」が記載されてます。
これは “22. 9. Herbstanfang” = 「9月22日 秋の始まり」
(2005年用カレンダーの挿絵の横に書いてある、記念日一覧より)
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Herbstanfang | 秋の始まり
2007/09/05 // Posted in ドイツ語
This entry was posted on 2007/09/05 at 00:59 and is filed under ドイツ語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Comments (2)
季節はどこで始まるのか、とても興味深い話題ですね。フランスでは、春分や夏至といったもの使って季節を分けていました。
ちなみに、日本で立春とかあるのは光による分け方で、実際、立春を過ぎてからは部屋から外を眺めていると、光だけは春の感じがします。ただ、大地はまだ冷えているので、外に出るとぶるぶるです。
東京は台風。みんな騒ぎすぎです。
“太陽暦”をここでも実感。
linguistさんは九州のご出身でしたっけ?