『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹

2007/10/26 // Posted in 読書  










走ることについて語るときに僕の語ること
文芸春秋 \1,500(税込み) 2007/10/12発売

あと一読みで終わるところです。
走ることをテーマとしたエッセイで、前書きで本人も言うように、珍しく自身のことも語ってます。

年に一回はフルマラソンを完走したり、さらにはトライアスロンの大会に出場したり、と、”気軽な趣味”を明らかに超えた取り組み方で、村上さんは走ってるようです。

ちなみに「1kmを6分のジョグペースで・・・」というくだりがあったのですが、
僕はがんばって1kmあたり7分半くらいです(11km/h位で走ることになる)。
もう僕にとってはジョグではないスピードです。


****** 言葉 ******
日本語ですが、読んでて気になって辞書を引いた単語【大辞林 第二版 (三省堂)


観照 かんしょう
(1)主観を交えず、対象のあるがままの姿を眺めること。
 静かな心で対象に向かい、その本質をとらえること。
 「人生を―する」
(2)美学で、美を受容すること。自然観照と芸術観照とがある。

蠱惑 こわく
人の心を引きつけまどわすこと。女が色香で男をまどわすこと。

「時々刻々何ものゝ妖魔にか―され/罪と罰(魯庵)」


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(今のところ70位くらいです)

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