引き続き、旅行のイメージトレーニング。
『ベルリン』 井手重昭 竹内書店新社
*Amazonでは取り扱ってないようなので、表紙写真は、なし。
この作者の井手さんという方はNHKのボン支局長、解説員をなさってた方だそうで、
さすが報道がご専門、しっかりと情報の詰まった、でもちゃんと読者をエンターテインする文章を書かれています。
ちょうど壁崩壊の時にドイツにいたそうで、当時の様子がなまなましく伝わってきます。
壁(検問所)がま開いたときに、どうして流血沙汰にならなかったのか。
具体的にどういうきっかけで、なぜ1989年11月9日に東の市民が西に押し寄せたのか、
など「そういえば」という疑問に答えてくれました。大きな流れは教科書に書いてあるし、およその経緯はWikipediaに書いてあるけど、もっと細かいところがよくわかります。
ものっすごく重箱の隅つつくようなことを言えば、本文中、固有名詞は日本語の後にドイツ語表記もあるんだけど、間違いが多い。大勢に影響は、なんにもないんですけどね。
歴史に「ベルリン」の名前が初めて登場するのは・・・なんていうところから書かれているので、「一通りこの街の歴史は紹介してもらいました」って気分。一から教えてくれます。
『ベルリン』 井出重昭 竹内書店新社
2007/12/17 // Posted in 未分類
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