会社で電話をとり、会社名と自分の名前を名乗ったら、
「Hello, this is Korea.」
だって。まあ多分僕と同じくらいの年齢の男性が声の主。
「韓国から電話してるんですけど」と言いたいらしい。
英語で電話がかかってくるのは、珍しいことではないのだけど、
韓国からの電話は初めて。
「△△△△△△△△」
英語は最初の一言だけで、コリアさんは韓国語で何かをまくしたてた。
「Do you speak English?」
とたずねたら
「◎◎◎◎◎、◎◎?」
コリアさんの隣にだれかいるらしく、「このひと、こんなこといってるんだけど、なに?」って感じでたずねてる。
「Sorry, I don’t understand.」
と僕。
コリアさんも「I don’t understand.」はわかるらしく、以後どうやって意思を伝えようか
思案してる模様で、沈黙がつづく。僕は大学の第3外国語で習った韓国語の
「わかりません」を必死に思い出そうと、沈黙。あ、そうだ。机の引き出しに
韓国語の教科書があるはず。えっとえっと、と本を引っ張り出し、会話フレーズ集のページをさがしてると、
「マッチャン。マッチャン、please」
どうやらコリアさんは”マッチャン”と話をしたいらしい。
「マッチャン?」
「マッチャン。」
・・・社内には”○松さん”や”松○さん”はいないんだけどな。
「We don’t have any マッチャン here.」
「OK, マッチャン, telephone number」
マッチャンの電話番号を教えてくれ、といいたいらしい。
「わかりません」
と思い切って日本語で言ってみる。
「『わかりません』△△△△△△」
ちょっと遠い声で、また隣の人と僕の言った『わかりません』について話をしてるみたい。
「Telephone」
『電話をかけるように伝えてくれ』ってことか?
そのとき韓国語の「わかりません」が見つかった!
「모르겠습니다.(モルゲッスムニダ)」
「Ah, 『모르겠습니다.』 OK」
ガチャン、と電話は切れた。
韓国人が日本の会社にいる、話をしたいマッチャンって誰だろう?
**今日のフレーズ**********************************
日:わかりません
韓:모르겠습니다.(モルゲッスムニダ)
独:Ich verstehe nicht. (イッヒ・フェアシュテーエ・ニヒト)
日:(人、ものが)いません/ありません
韓:었습니다.(オッスムニダ)
独:Er ist nicht da. (エア・イスト・ニヒト・ダー) =「彼はここにはいない」
(↑でもこれだたと、「彼」は存在するんだけど、ここに”は”いないなんだよな)
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マッチャンと話したい。
2008/04/21 // Posted in 1. 日記, その他外国語
This entry was posted on 2008/04/21 at 22:50 and is filed under 1. 日記, その他外国語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Comments (6)
もしかして、味噌の注文だったりして・・・?!
いや、味噌のこと、マッチャンっていうんでね。韓国語。
「マッチャン、プリーズ・・・」 って。。
そうか、味噌・・・・ってぜんぜん思い当たらないです(笑)
こういうシチュエーションのときって
意思の疎通はできてないなりに、不思議とわかる部分があるんですよね。
電話番号を知りたがっているとか、電話をかけて欲しがっているとか。
「マッチャン・チュセヨ」 ですね。(笑
(プリーズ っていうんだから、きっと 『まっちゃん』 さんご指名だったんだろうな。。きっと。。
もう一回くらいかかってくるかと思って電話にでるんですけど、
かかってこないですねえ。。。今度はなんとかして真意を確かめたい。。
Cananeseさん、
僕も電話がおわってかなり笑いましたよ!