「太陽」の定義|独独辞書、英英辞書
2008/06/06 // Posted in ドイツ語, 英語
3月、黄砂が激しかった頃。黄砂と夕陽で、空がこんな色でした。
金色の道が太陽に続いてます。
「太陽」を辞書で調べてみました。こういう、誰でも知ってる単語を
辞書で調べるのはわくわくする。
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【日本語】大辞林 第2版 三省堂
太陽
(1)太陽系の中心にあって地球などの惑星を伴う、我々に最も近い恒星。巨大な高温のガス球で、球形に見える部分を光球という。その外側を彩層が薄く取り巻き、さらにその外側にコロナがある。光球の表面温度約五千八百度、コロナの温度約百万度。半径は69万6千キロメートルで、地球の一〇九倍。平均密度1.41グラム毎立方センチメートル。地球からの平均距離1億4960万キロメートル。
(2)あこがれの的。心を明るくしてくれるもの。
「あなたは僕の―だ」
【ドイツ語】Langenscheidt ドイツ語学習者用独独辞典より
die Sonne 「ゾンネ」
der große Stern am Himmel, den man am Tag sieht u. von dem die Erde Wärme u. Licht bekomt
(昼間に空に見える大きな星。地球は太陽から光と温度を得る。)
【英語】ロングマン現代アメリカ英語辞典より
sun
the large bright yellow cirlular object that shines in the sky during the day, that gives us light and heat, and around which the Earth moves.
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ドイツ語、英語では共通して地球の「熱」「光」の源であるとの言及があることに注目。
大辞林での熱や光の説明は、情報満載でサイエンティフィックですね。
ドイツ語、英語の説明の方がいろいろと想像する余地があって楽しいと思います。
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This entry was posted on 2008/06/06 at 00:11 and is filed under ドイツ語, 英語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Comments (5)
日本語の(2)的な説明ってないんでしょうか?
僕の見た、この独独、英英には載ってないですねえ。
どちらも、「外国語として勉強してる人用」の辞書だからかなあ。
もっと大きい、「ネイティブ用」辞書になると載ってるかも。
ai、
そう、黄色。日本の子が太陽を赤で書くのは、日の丸のせい?
そういえば、仕事してたとき子どもに見本で絵みでたときに何回かおひさまの絵描いたけど、オレンジか赤で描いてたなぁ。
あ、知ってた?飛行機雲って英語で言うと日本語の太陽の訳みたいにサイエンティフィックになるって。
「ひこうきぐも」はなんだか夢があってかわいいよね。
カナダ人が「その言い方素敵だね」って言ってたよ。
自分が名づけたわけでもないのになんだかちょっと嬉しかった。
飛行機雲、いろいろ言い方あるみたいだね。
airplane track, condensation trail, contrail《気象》
streamer, vapor trail《気象》
(英辞郎より)