フリジア語はオランダのフリースランド州とドイツの北海沿岸で話されている
言葉だそうで分類上は英語に近い言語。
Wikipediaでは話者数40万となっているけど、この番組では1万人と紹介されてました。「絶滅の危機に瀕している言語です」ともニュースキャスターは言ってました。
デンマークとの国境に近いある町の小学校ではフリジア語が教科
として教えられているだけではなく、その他の教科もフリジア語を使って
行う小学校(Grundschule)があるそうです。
実際にフリジア語がスーパーでも使われてます、という人々の生活を映した
映像の中で、おじいさんが「さよなら」の意味で
「アデース」
といってました。
僕がドイツにいたときは南西部の、フランスやスイスに近い
地方に住んでいたんですが、この地方の「さよなら」も
「アデー」
なので、なにか繋がりがあるのかなあと思った次第。
「ス」があるかないかの違いはあるけど、
きっとフランス語の「アデュー」とかも同じ仲間なんだろうなあ。
Comments (2)
喋る人口が10000人ぐらいはNordfireslandのNordfriesisch諸語のことであり、40万人はオランダの西フリジア語のことを言っているのです。その他に、ザーターフリジア語というのがありまして約1000人ほどの人がNiedersachsen州でこの言葉を使っているそうです。
私はHolsteinの人々から低地ドイツ語を習っていますが、結構難しいですね。
はじめまして。解説ありがとうございます。
「ザーターフリジア語」は名前も聞いたことありませんでした。
どうやらザーターフリジア語版のウィキペディアもあるようですね。これも知りませんでした。