今日(ドイツでは24日(水)の放送)はドレスデンの世界遺産のことが取り上げられてました。
「ドレスデンにおけるエルベ渓谷」は2004年に登録された世界文化遺産ですが、
建設の始まった新しい橋が景観を損なうとして、文化遺産登録の抹消のおそれがある、というのがニュースの要旨。
事の経緯や論点はいろんなところに書かれているのでここでは省略。
で、そいうえば 世界遺産 das Welterbe という単語を僕は知らなかった。
ニュースをみてたらコンテクストから解かったんですけど、いまま出会ったこと無かったか、すっかり忘れてたか。たぶん、忘れてた。
Welt = 世界/Erbe = 遺産
*** Welt の語源(ドイツ語語源小辞典より) ***
古高ドイツ語 wer-alt 「人間の時代」:北欧神話において、神々の時代、巨人の時代についで人間の時代が到来したことから。
*** Erbe の語源 (ドイツ語語源小辞典より) ***
原義:孤児(印欧語根 orbho-, ラテン brbus, ギリシア orph[an]os)に属するもの
ということはえらく違って聞こえる(見える)けど英語のorphan(孤児)とも
関係あるんだねえ。 それよりも「人間の時代」も初めて触れる知識(たぶん)。