これだけ言葉を尽くして日本に対する気持ちを伝えられると、ほんと恐縮です。いろんな表現で信頼や希望や友情を語るこの演説はとても豊か。幸せな国の王様はこんな演説をするのだなあと感心しました。
ところでこの動画の12:00あたりから、ブータンの国語であるゾンカ(「ゾンカ語」という言い方もあるけど「カ」が「言語」という意味だそうなので「ゾンカ」ということもあるみたい)の音をちらっと聞けます。ちょっと「カタカタ」とした感じの音の並びに感じました。もう中国語っぽくもないし、ヒンドゥーっぽくもないし、これがチベット的な音なのですね。
ところでウィキペディアのこのページによると
英語が事実上の第一公用語であり、全ての法令、公文書は英語で書かれている。ほぼすべての教育機関が英語を教授言語としている。これは、ゾンカ語が仏教関係以外の語彙に乏しく、近代国家の公用語としての使用に耐えないこと、また、英語を公用語とする隣国インドから英語で授業ができる教員を雇い入れることが容易だったためである。
・・・ということなんだけど「仏教関係意外の語彙に乏しく」というところが非常に気になった。