![DSC_6081mini](http://www.27000x8j.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2010/09/DSC_6081mini.jpg)
2010年9月4日。長崎県、五島。
五島旅行の目的は教会巡りでした。僕はクリスチャンではないけど、ドイツに住んでたときに至る所に教会があるもんだからいちいち訪れているうちに、好きになっちゃいました。
この水ノ浦教会は明治時代にできた教会だけど、建物は昭和13年(1938)のもの。
五島は長崎県の大村からキリシタン迫害を逃れて多くの人がやってきたところ。今でも教会は「生きて」ます。ドイツ以外の場所で、というか日本で「生きている」教会を訪ねるのは初めてだったんだけど、驚いたのは教会に入るのに靴を脱ぐ、ということ。そうか日本だから神聖な場所だから靴は脱ぐよね。教会で靴を脱ぐということに、僕は日本人だけどカルチャーショックでした。
海の近くの教会だから、聖水入れは巻貝。
歩くと木の床がきしみました。木造でこのこうもり天井は、つくるの大変だろうなあ。
僕がドイツで住んでいた地域はカトリックが優勢の地域だったので、必然的に多く訪れたのはカトリックの教会だったのですが、この水ノ浦教会、基本的つくりは全くドイツの教会と一緒。あたりまえだけど。(ドイツで完璧なつくりの神社をみたら「わ、同じ!」と思うと思う。たぶんそんな驚き。)柱には「道行」の額がかかってます。
入江の集落を見下ろすように、丘の上に静かに、でもどうどうと立つ教会。集落の規模からするととても立派な教会なので、人々の気持ちが大きかったことがわかります。
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Comments (2)
最初にみた教会が日本だったからなんにも疑問に思わなかったのかもね。