『ミロとまほうのいし』

2005/03/22 // Posted in 読書  


ミロとまほうのいし
小さな島に住むねずみが、光ってしかも熱を発する石を発見します。
その石のお陰で冬もらくちんに明るく楽しく暮らせるんです。
ゴールドラッシュのようにその石を採掘するのが
ネズミたちの間で流行りだします。
この本、話の途中から、ページが上下に分かれてて、
上下独立してめくれます。
上はハッピーエンド、
下はアンハッピーエンド。
その光る石を取り出した後にはちゃんと別の石で「穴埋め」をし、
分をわきまえた行動をとるのが上。
不必要に採掘し続け、そのうち、
「誰の石が大きい」などなど、
見栄合戦になってしまい、果てには採掘しすぎで島ごと
海に沈んじゃうのが下。
元はドイツの絵本のようです。
わかりやーすい教訓のおはなし。
石はキレイなだけじゃなくて
「熱も発する」ってとこが気に入ったんだけど、
たくさん手元にあると部屋が暑くなり過ぎないのだろうか、
と思った。

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