ウオッカの密造を抑制したい

2005/07/23 // Posted in ドイツのニュースより  

Putin will Wodka-Herstellung stärker kontrollieren
「プーチンはウォッカの生産をより厳しく管理したがっている」(かなり直訳)
(TVニュース番組のサイトtagesschau.deより)
ロシアで新しい法律ができたらしく、
将来的に、ウォッカの製造会社は最低5000万ルーブル
(≒1億9400万円)の資本金を示さなきゃいけなくなるそうです。
これによって零細な会社やヤミ製造業者が市場から排除される模様。
計算によると、出回ってるウォッカの5本に1本が、
酒税の納税を免れている「ヤミ製品」だそうです。
また、この記事によるとプーチン首相は
「毎年40000人が、質の悪いウォッカによって命を失っている」
と発言したとのこと。
しかしロシアの厚生大臣は
「そもそもの問題はウォッカの質ではなく、消費量だ」
と発言。
************
厚生大臣の発言、笑うところじゃないんだろうけど、笑っちゃいました。
具体的に一人当たりこんくらい飲んでる、みたいな数字も見てみたかったな。
******単語******
50 Millionen Rubel 「5000万ルーブル」
Alkoholmissbrauch 「アルコールの乱用」
Wirtschaftsinteresse 「経済的利益」
Wirtschaftsexperte 「経済専門家」
(長い単語たちを取り上げてみた)

This entry was posted on 2005/07/23 at 02:37 and is filed under ドイツのニュースより. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

Comments (3)

  • favourite より:
    あはは、これは笑いますわ~。
    10年ほど前に出張でロシアに行ったのですが、とにかく行く先々でウォッカを振舞われて、参りました。
  • はかしぇ より:
    笑います。
    Kenさんの記事読みながら、
    「消費量の問題だろ~」
    って突っ込んでいたら、やっぱ厚生大臣が指摘していましたね。(笑)
  • Ken より:
    この記事を書いたドイツ人、
    「これ読んだらきっとみんな笑うはず」
    って思ったはず。
    プーチン大統領も厚生大臣もまじめに発言したんでしょうけどねえ。

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