路面電車を降りて2ブロックほど歩いたところに、美術館はありました。
2年前にできたばかりの新しい美術館。「呼吸する美術館」がコンセプトだそうです。
正面から見ると、文字がちらちら見え隠れする。
デザインは直線を、材料はガラスを多用した美術館でした。
美術館に行くのって、「ハコ」もみるのが楽しみなんですよね。
こんなにガラスを使ってると、夏冬の温度管理が大変だろう。
そしていよいよです。
ブリューゲルの「イカロスの墜落」などものすごく有名な絵も楽しみましたが、
僕が見に来たのはルネ・マグリット。
3つの作品を見ることができました。
「女盗賊」、
「血の声」、「光の帝国」
(「光の帝国」は “ベルギー王立美術館展 光の帝国” で検索すると見られますよ。リンクはっていいものかわかんなかったので、こういう方法でご紹介)
「女盗賊」ははじめて見ました。ブリュッセルでベルギー王立美術館に
行ったときも見てないなー。木製の箱がきになります。
「血の声」は画面いっぱいに木が描かれてるのですが、
こういう木になりたいものだ、という感想を、どうしてだか持ちました。
「光の帝国」は肉眼で見るのはブリュッセル以来2度目ですが、
前回見たときとは印象がちがいます。やはり「○○の感想」って
状況に左右されるところが大きいんだ、と再確認。
「こんなに大きかったっけ?」とも思った。
暗くても明かりの灯ってる部屋がある、と知ってるのは救いです。
マグリットの絵は僕のナカミに直球ストレートです。
いろいろと考えをかき混ぜてくれます。
幸い人が少なかったので、のんびりじっくり、
近寄って、離れて見られたのがよかった。
ところでこの美術館ではこのベルギー王立美術館展にあわせて
カフェでもベルギーフェアをやってました。
CHIMAYやチェリー味のビールが飲めたみたいです。
迷ったけど、チョコレートケーキ&コーヒー。
歩きつかれたときには、やはり甘いものは必要。
このあと隣接する公園に行ったのですが、また次回。
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マグリットを求めて長崎へ 2
2007/03/29 // Posted in その他の旅行
This entry was posted on 2007/03/29 at 01:35 and is filed under その他の旅行. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.