☆中国旅行☆雍和宮(ようわきゅう)

2007/08/23 // Posted in 1. 日記, 2007年08月 中国旅行(長春・北京)  

ここ数年、宗教施設に惹かれます。
 ヨーロッパでも教会を見つけると、とりあえず入ってみてました。
 「その空間にいると落ち着く」とか「癒される」などどいうはっきりした理由はありません。
 自分でもよくわからないのですが、とにかく行って、入ってみたいんです。


北京では「雍和宮(ようわきゅう)」というチベット仏教(ラマ教)の寺院に行ってみました。
 地下鉄最寄り駅の「雍和宮駅」を降りたときからもう、
線香の香りがしてました。


せんこう



















日本の線香の香りとはちょっと違う感じ。
ワイルドな白檀がムンムンと、です。
 境内にはたくさんの建物が、故宮のように一直線に連なって並んでます。
 一つの殿を通り抜けると、背後にまた次の殿、そしてまたもう一つの
建物が現れるといった具合。
 参拝者が景色の展開を経験するのを目論んでのことかなあと推察。


ようわきゅう

















建物はやはり日本では見たことの無い雰囲気です。
 赤い壁や柱に黄色の瓦、というのは故宮と同じ色の取り合わせですが、
屋根の装飾が美しい。
とても手が込んでます。
 どんな宗教でも、宗教施設ってのは異世界を感じるように
できてるんだなあと僕は思いました。
 どこかへの入り口の役割を果たしてるんでしょう。


ようわきゅうしゅううり



















修復中のお兄ちゃんを発見。
ここの壁は赤く塗るのではないのか
と思ったのですが、
 この薄黄緑の塗料は防虫や防水の効果のあるものだそうで、
 これを塗った後、(確かやすりをかけて←記憶あいまい)
朱を塗るのだそうです。

 ところでの雍和宮の拝観料は25元(375円)。
 チケットはこんなものが、小さな封筒に入ったものでした。

CDおもて

















 なんでこんなに硬いんだろうと思ったら、


CDうら

















なんとCD。
でも音楽のCDではなく、動画の入ったVCDでした。
 僕はお経とか、そういう「おうちでチベット仏教」グッズかと
思ったたら、
雍和宮の紹介ビデオと、住職(多分)のインタビューです。
 彼がしゃべってるのは、多分、チベットの言葉。初めて聞く音声でした!



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Comments (2)

  • cananese より:
    VCDのチケットは、観光地の参考になりますね。
    紙のチケットだったら、捨てられる運命の方が高いですもんね。
    おそるべし中国!
  • Ken より:
    これ、いいアイディアですよね。
    お守りとか御札じゃないから、
    人によっては感じるかもしれない「重み」も無いですしね。
    ちなみに5分くらいの動画でしたよ。

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