僕がドイツでの生活を始めたのは2003年の10月。
フライブルクについて次の日、さっそく教会広場の市場に行ってみました。
あれもこれも、何でも珍しく、広場を一周するのに結構時間がかかったと記憶してます。
ちょっとのども渇いてきたので、屋台で何か買ってみることに。
“Neuer Suesser”
との看板のかかる店を見つけました。
Neuer = (ノイアー)「新しい」
Suesser = (ズューサー)「甘い」
*本当のスペルは: s + uウムラウト + エスツェット + e + r
これくらいの単語は何とかわかったので、
「きっと、収穫したばかりの果物ジュース?」。
売られていたのは、白く濁った飲み物でした。
とにかく買ってみることにました。
確か、コップ1杯で2ユーロくらいだったと思います。
(写真を撮ってないのが悔やまれる)
白く濁って、甘い、秋に「新しい」と謳ってるってことはリンゴかなあと
舌の先がリンゴを受け入れる準備万端になったところにやってきたのは
白ワインの味。
そう、ノイアー・ズューサーは白ワインの新酒だったんです。
新しいからチクチク、パチパチ、微発泡。
(最近、こういう日本酒がありますよね?)
ワインに詳しいひとなら”非常に若い”と表現するであろう、
フルーツ感満点の勢いのある味でした。
コップで買うこともできるのですが、ビンを持ってきてリットル単位で
買って行く主婦もいました。
スーパーで、ボージョレーヌーボーの広告を見て、
「ワインの新酒といえば」、と、ちょっと思い出したのでした。
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Neuer Suesser ノイアー・ズューサー|ドイツの新酒
2007/10/25 // Posted in ドイツにいたときのこと, 食べ物/飲み物
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