最近の中学生は英語の時間に筆記体は習わないようですが、
僕は、筆記体を習った直後は
「サインみたい!」
と、うきうきでなんでも筆記体で書いてたと記憶してます。
この筆記体、日本で習うものはフランス式の筆記体である、
とどこかで聞いたことがあるような気がしますが、
ドイツの筆記体は、日本で習うものとは異なるところもあります。
もちろん、書く人によって大きく異なりますが、代表的なのは、”f”。
ベルリンで通りがかったレストランの店先↓。
“Heute fur Sie im Angebot”
「今日の特別サービス」
(多分この下のスペースにメニューが貼られるのだと思う)
二つ目の単語に”f”が入ってますが、下に下がった後、左に向かって上がってます。こんな感じの”f”は他にも見たことがあるので、この書き手特有のものではないはず。
確かに”f”の二画目は左から入るから、こっちのほうがブロック体に近いですよね。
それから、ウムラウトも、点々を律儀には書かなくて、横一直線で済ましちゃう
のもドイツではよく見ました。
もうひとつ、見慣れない手書きについて。
数字の “9” です。
デュッセルドルフの八百屋↓
洋ナシが1.29ユーロ/Kgなのですが、”9″に注目。
もう”g”みたいになっちゃってます。こんなふうに “9”を書くのは全員ではないけど、「あり」です。最後を曲げない、「普通の」”9″を書いても、もちろん通じますけどね。
それから”1″も特徴的。
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ドイツ語の手書き文字|筆記体|「9」
2008/01/19 // Posted in 2007年12月 ドイツ旅行, ドイツ語
This entry was posted on 2008/01/19 at 20:46 and is filed under 2007年12月 ドイツ旅行, ドイツ語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Comments (6)
u と w みたいに見えるのよね。
で、u と w はまんまなので、最初は単語を知らないと解読できなかった・・・今は類推機能が発達したけど^^
書き順みてたら「えー!そう書くか!?」って感じの人もいる。
こっちにきて改めておもったけど、字自体の美しさを大切にする日本って
素敵だなって思った。…ってそう感じる時点で日本人だね、ははは。
そうそう、こちょこちょっと上下移動しながら右にペンをずらしていく感じですよね。たとえば、デュッセルのImmermannstrasseとかなると、もう、ね。なにがなんだか。
ai、
ドイツでも、”f”の一画目を下から上に向かって書く人がいました。
1と7と区別するためか分からんけど、7には縦画のとこにぴっと短い線入れてて。
口で言われても分からんけど書かれても分からん(汗)
と焦ったことを思い出しました。。
そういえば仏語圏や米語圏の人が単語の中でrだけ大文字の形に書くのを見たことがあるけど、この看板は小文字やね…。
国による違いなのか人による違いなのか、謎です。
僕が日本式に7を書いてたら1だと思われました。
r/R の件は見たこと無いなあ。でも確かに大文字で書いてもらった
方が誤解が少ないかも。続けてどんどん書いてたら v n u あたりと紛れそう。