2008年8月15日、ケルン大聖堂。
昨日も書きましたが、ケルン大聖堂に行ったのは、
ゲアハルト・リヒターの作ったステンドグラスの窓を見るためでした。
2007年に完成した、人物などの具象的なものは一切描かれていないモザイク。
世界文化遺産でもある大聖堂にこのモダンさ、ということで賛否両論だそうですが、
本当にきれいです。
現代的なデザインではあるけれども、使われてる72色は、
すべて大聖堂のほかのステンドグラスに使われている色だそうです。
僕がここにたどり着いたとき、南側にあるこの窓に向かって、ちょうど太陽が射していました。
ほの暗い建物内部ではステンドグラスがきらきら。光が圧倒的な重さを持ったようでした。
意味は違いますが「威光」という言葉が頭に浮かびます。
床にも色が降ってきてました。この色をなんだか自分の体に取り込みたいような気分になって、
手のひらや腕をいろいろ動かして、色を浴びてきました。
教会に行ったんだから当たり前なんだけど、
宗教的体験ってこういうのかも、と時間の経った今、思います。
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Comments (2)
予備知識なく行ってしまった、この大聖堂。。
もう少し勉強しておけばよかった、あるいは、ドイツ語がわかれば・・・
是非また行ってください!
ケルンは良い美術館も多いですし。