僕がドイツに着いたのは12月30日でしたが、街はまだまだクリスマスの
飾りが残ってましした。新年はクリスマス飾りのまま迎えるのです。
この写真はデュッセルドルフのアルトシュタット地区の広場にて。
東方の三博士がキリストの誕生を祝って贈り物を持ってきたのが
1月6日なので、この日までが、大きく言うとクリスマスなのだそうです。
なので、年を越してもクリスマス飾り。
僕が住んでたフライブルク近郊のオーバーリードという村では、
村役場が年間ごみ出しスケジュール表を各家庭に配るのですが、それにはちゃんと
「1月6日:クリスマスツリー」
と書いてありました。
↑ヴァイル・アム・ラインという街に住んでる友人宅もまだまだクリスマス。
↑ウーバーリンゲンというボーデン湖畔の街の通りにも☆が懸かってます。
↑ウーバーリンゲンの広場。湖畔の避暑地の街なので冬はひっそり落ち着いたところです。
↑シュトッカッハという街の、友達の実家の玄関。リースの左下の★は
貝でできてました。
↑このようなわら細工のクリスマス飾りをよく見ました。
もみの木の緑色を背景にすると、金色に見えるんです。
さて年越し。
クリスマスが家族で過ごすのに対し、正月はみんなでわーわー
大騒ぎすることが多いようです。
シュトッカッハの友人の実家では、弟(20歳)が友人を20人くらい呼んで
パーティーを派手にやりました。
↑これは次の日の朝、みんな帰った後。朝10時くらいの様子です。
最後の子は9:30くらいまでいた様子。若い。
いろんな種類の飲み物が並んでますが、ビールはビン入りのみです。
ドイツでは缶ビールは、めったに目にしません。
正月はみんなで花火、が恒例。それぞれが、日本では個人でやるのは
法に触れるのではないかと思われるような規模の花火を打ち上げるのです。
↑直前の写真はおうちのリビングなのですが、こんな感じの贅沢な家が
並んでる住宅街だから、とても静かで落ち着いたところなはずですが、
正月だけはこんな花火でドンパチ、きなくさい。
↑後から行ったデュッセルドルフでも花火の残骸がそこらじゅうにちらかってました。赤いのは花火の紙。
↑ベルリンのフリードリヒシュトラーセ駅近く。もう小さなダイナマイトのようです。
そして元日。ドイツにも正月の食べ物はもあったんです。
正月パン “Neujahrsbretzel”(ノイヤールスブレッツェル)!
↑これは12月31日の写真ですが、ヴァイル・アム・ラインの友人宅の近所の
パン屋さん。天井からぶら下がってるのが見本です。僕達は真ん中のサイズのを
買いました。
↑左上隅に映ってるのは1.5リットルのペットボトルです。
けっこう大きいでしょ?ドイツのパンにしては柔らかめで、塩味がちょうどよかったです。
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次回はドイツ式新年の占いについて書きます。
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Comments (3)
ウーバーリンゲンの広場のツリー、さすがね~。
新年の占い、楽しみにしてます。
最後のパン、おいしそうです!カタカナ表記で書いてくださってるドイツ語地名、難しくて読みにくいですワ、わたしには。こんなに難しそうな単語をつなげて、イッヒ・ジャーマン・ナイン・グーテン・モルゲン、なんて言えちゃうkenさんすごいな~
こんな大きな木をもってくるパワーに感服です。
そしてそれを固定させておく技術も気になります。
Cananeseさん、
祭りの残骸、これらはまだきれいになった方だと思います。
僕がフライブルクで経験した街中での年越しのときは、
みんな歩きながらビールやシャンパンを飲み、
その空き瓶を打ち上げ花火の台として使い、
終わったら蹴って割ってました。ものすごく危険でした。
地名、というか知らない外国語の単語って耳でよりも
目で触れたときのほうが難しく感じちゃいますよね。