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京都、建仁寺の庭|あいまいな境界線

2011/07/29 // Posted in その他の旅行  |  2 Comments

Boundary of the garden and the room is vague.

 

2011年6月19日。京都、建仁寺。

ここに座って、畳を感じながらしばらく庭を眺めていると、だんだん、

「もしかしたらここも庭の一部かも」「もしかしたら眺めているのは部屋の一部かも」

という気がしてきました。

京都、建仁寺の苔

2011/07/28 // Posted in その他の旅行  |  No Comments

The ever-dead and the still-growing

 

2011年6月19日。京都、建仁寺。

蒸し暑い午前中、苔が眩しかったです。

烏丸御池でカタロニア|EL BOGAVANTE 346 エルボガバンテサンヨンロク

2011/07/26 // Posted in 食べ物/飲み物  |  5 Comments

関西に5年も住んでたのに鴨川の川床未経験だったので、6月の京都旅行では川床に行く!!と宣言してたんだけど、宿泊先でもある弟が強くすすめるのでカタロニア料理屋さんに。あくまでもスペイン料理ではなくカタロニア料理。そこまでいうなら、と。行ってみた。

 

How to toast in Spain

 

実はこの日、店についたのはかなり遅かったんです。ホントは21:00には店に着いてるはずだったんだけど、仕事のせいで新幹線に乗るのが遅れて到着したのはかなり遅くなっちゃいました。先に店に入っていた弟に司令を出していろいろと料理は注文済みだったとはいえ、快く迎えてもらえて嬉しかった。まずそこで歓迎された気分になってテンションあがる。

まずは、とビールをすーっと飲んじゃったところでこの壁の乾杯の手順に気づいちゃった。

1  ¡ARIIVA! =上に!

2  ¡ABAJO!  =下に!

3  ¡TIN! = チーン!

4   ¡Y ADENTRO!  ¡ ¡SALUD!! = はいどうぞ!カンパーイ!!

これは知らなかった。ということで改めて白ワインをお願いしてこれやりました。

 

 

Of course, Spanish white wine

 

Name speaks; ”Turtle hand" 

 

僕は生まれて初めて食べたのだけど、「亀の手」イソギンチャクの仲間らしいです。イソギンチャクの仲間だ、と説明されないと、この名前をほんとに信じてしまいそうです。周りの皮を取って食べてみると、あっさりした貝のような感じ。食感もこりこりで周りの海藻からも出汁が出てるのか、海の味。お店の方にスペインの亀の手はもっと大きくて・・・とか、出されたワインはこういう亀の手が食べられるような海の近くで・・・などといろいろなお話を聞きながら、ここは古都なのに心は南欧。ムイ・ビエン。

 

 

This is THE true paella of Catalonia

 

さていよいよ一番楽しみにしていたパエリア。これまでに食べたことのあるパエリア(さらさら黄色ごはん)とは違って、リゾットのような感じでしっとりご飯です。で、このしっとりが実はエビの出汁。しっかりエビ。お米の奥までエビです。カタロニア地方のパエリアはこういう感じのおじや?ふうなものなんだそうな。最初っからテンションあがりっぱなしではあったんですが、食べたものがあまりにもおいしいので呼吸を忘れるっていう経験、初めてしました。息がとまるんです。ちなみに手前の生ハムもよかった。二種類出してもらったんですが、こうやって食べ比べると、生ハムにもいろいろあるんだ、と感心。料理も美味しかったし、合間合間にお店の方とお話できたんですが、真剣に料理に取り組んでらっしゃるんだなあというのが伝わってきて、ますます箸(スプーン)が進むのでした。

これは金曜日に行ったときのことだったんですが、実はその後、翌々日の日曜日の昼にもこのお店でランチにしたのでした。そんなに繰り返して行きたくなるようなお店です。

年内にもう一度いけたらいいなあとは思ってるけど、いや行こう。季節変わったらどんなのが食べられるか楽しみ!

EL BOGAVANTE 346 エルボガバンテサンヨンロク

Facebookのページもあります。

建仁寺|京都

2011/07/24 // Posted in その他の旅行  |  No Comments

Kenniji temple, Kyoto

 

2011年6月19日。京都、建仁寺。

6月の関西旅行は京都も神戸も、と欲張りましたが、このお寺ではゆっくりお散歩できました。

Nieuwe Kerk |新教会|オランダ、デルフト

2011/07/23 // Posted in 2007年08月 中国旅行(長春・北京)  |  No Comments

A protestant church in Leiden

 

2011年5月5日。オランダ、デルフト。

ライデンは(というかオランダは?)プロテスタント優勢のエリアなので、当然教会もプロテスタント。これまで多くの教会を巡ってきたけど、そういえばプロテスタントの教会にはあまり入ったことがなかった、とこの教会で思い至ったのでした。何故ならばシンプルなしつらえだから(正直に言うとその場では「地味。。。」と思った。)カトリックの教会にありがちな人物(聖人)彫刻も少ない(または無い)し金色の飾りもないし、祭壇にも花は活けてないし、とにかく質素なんです。

それから僕が驚いたのは、すべてのイスが祭壇を向いているのではない、ということ。この写真は祭壇側から入り口を向いて撮ったものですが、写真右のイスのように、教会の中央をむいてるのもあるんです。おそら机で行われるお説教(?)を聞くためだと思うんだけど、カトリックではこんなんみたことなかった。でもこれもこの教会が属す宗派だけのやり方かもしれませんけどね。


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白アスパラガス|大げさに言うと、僕はこれを食べにドイツに行った。

2011/07/21 // Posted in 2011年05月 韓独蘭中旅行  |  8 Comments

ゴールデンウィークに行った旅行のことを未だに引っ張って引っ張って書いてます。かなり季節外れになってしまったのですが、白アスパラガスの話。ドイツの春の旬の食材なのです。

今回の旅行では乗り換えの韓国を除き、ずっと友人宅を泊まり歩いてたのですが、旅の最後に一晩お世話になったのはデュッセルドルフのTさん宅。彼は日本びいきのドイツ人で料理が非常にお得意。泊めてもらうことをお願いした時から「何が食べたい?」とリクエストを聞いてくれてました。ラム肉か白アスパラガスか、と考えてくれたそうですが、迷うことなく白アスパラガスをお願いしました。だってこの時期にしか食べられないから。

 

 

ドイツのアスパラガスはこんなに大きいんです。かなり奮発して頂いたみたいで、スーパーではなく、より新鮮なものが手に入る広場のマーケットで買ってきたそう。これだけ新鮮だと、この距離でも包みを開けただけでアスパラガスの、土のような芽のような香りがするんです。とにかく瑞々しいんです。僕はお客さん扱いはされたんだけど、お手伝いもします。ピーラーで皮をむきます。奥にグラスも写ってますが、この時点で飲み始めてはいます、ちゃんと仕事はしたけど。

 

 

 

白アスパラガスは、ふつう、茹でてソースを掛けて食べます。皮はしっかり剥かないとスジスジになっちゃうのでピーラーでガシガシと。アスパラガス専用の鍋、というものがドイツにはあるのですが、そういう鍋には写真のようなカゴがついてて、カゴのまま鍋にいれ、引き上げるのもらくらく、という寸法。カゴのサイズに合わせて根本の部分は切っちゃいます。切った部分はこの日は使わなかったけど、出汁をとってスープを作ることも可能。

 

 

 

茹でてる間、前菜を出してもらいました。トマトとモツァレラチーズとバジル。バジルはバルコニーで摘んできたものです。飲み物はカシスリキュールをプロセコというイタリアの白発泡ワインで割ったもの。取皿は僕が今回おみやげであげた有田焼のお皿です。日本らしく5枚セットの。

 

 

 

タラーン!茹で上がりました。ツルンツルンしてるのでフォークで取り出すのが結構難しかったです。付け合せとして生ハムを各自好きなように皿に載せます。この日は幸い天気もよかったのでバルコニーでお食事。蚊のでないヨーロッパの夏の贅沢ですね。

 

 

 

この日のソールはシンプルに溶かしバターのみ。いや、それで正解。アスパラガスがあまりにも新鮮なのでそのままの香りを楽しむのが正しいように思われました。生ハムの塩味が時々アクセントになったりして。茹でじゃがいもをごろっと載せるのもドイツっぽいでしょ。何回も書きますが、ほんとうに香りの強いアスパラガスで美味しかった。写真手前は僕の皿ですが、この後、同量を遠慮無くおかわり。すみません。

 

 

 

食後にチーズも出していただきました。Tさんはこの直前に観光でパリに行っていたので、その時のおみやげのチーズ。まだまだバルコニーでたのしみます。ちなみにこのとき時刻は21:01。日が長いです。テーブルには赤ワインが乗っていますが、これは、カシスリキュールのプロセコ割→白ワイン(アスパラガスに合わせて)のあとに開けたものです。

この後、クヴァークという乳製品にルバーブという野菜を甘く煮たソースをかけたデザートも頂いたのですが暗くなっちゃったので写真は撮らず。もちろん美味しかったですよ。

いやー、ほんとに美味しかった。ドイツの春の旬を堪能できました。またTさんは博学で芸術にも多方面に詳しいので話をしてて感心することしきりで、こんな”先輩”になりたい、と思える人。料理しながら、チーズを切りながら、会話が楽しかった。こういうふうに人をもてなせるようになりたいもんです。

おじゃましました。

2011/07/20 // Posted in 6. 生き物  |  No Comments

植物に水をやっていたらぴょこっと出てきた。

 

 

 

駐車券発行マシーン

2011/07/18 // Posted in 2011年05月 韓独蘭中旅行  |  No Comments

2011年5月4日。オランダ、ライデン。

街の中心部(旧市街)にあるカフェに昼ごはんを食べに行きました。

街の中心部には駐車場がないのでちょっと外れの空き地に車を停めなきゃです。

もちろん駐車は有料なので、こんな機械でチケットを買い、

それをフロントガラスの辺りに置いておくのです。

一時間あたりいくらかは忘れちゃったけど、

2時間滞在予定でたしか3ユーロくらいは投入したんじゃないかなー。

僕たちは硬貨を入れたんだけど、デビットカードも使えたみたい。

カサブランカ開花

2011/07/18 // Posted in 5. 植物  |  2 Comments

 

Casa Blanca Lilies bloom and perfume my garden.

去年の秋に植えたカサブランカがやっと開花。9ヶ月後に咲くってけっこう待ちます。

でも大きく、優雅に、大胆に、咲いて香って、待った甲斐があります。

夜、犬の散歩から帰った後など、ふっとムラっと漂ってきて、すごいです。

次シーズンはもっとたくさん植えようと決意。

階段の踊場から

2011/07/16 // Posted in 2011年05月 韓独蘭中旅行  |  No Comments

2011年5月3日。ドイツ、デュッセルドルフ。

この日泊めてもらったのは友人の住む学生寮。

どんなところか楽しみだったんだけど、住宅街にある、緑の多いところでした。

 

おひとり様でサムギョプサル

2011/07/11 // Posted in 2011年05月 韓独蘭中旅行  |  No Comments

おひとり様でサムギョプサル

 

2011年5月1日。韓国、仁川。ドイツへ向かう途中、乗り換えのために一泊した韓国。

けっこう遅い時間に着いたので食べるところが開いてるか心配でしたが、杞憂。結構いろんな店があいてました。うろうろと迷った結果、おっさんが一人でも食事してたこの店に決定。牛の焼肉屋さんかと思ったらサムギョプサル(豚焼肉)の専門店だったみたいです。

おひとり様でサムギョプサル

 

以前ソウルに行ったとき、あまりにも日本語が通じすぎで、せっかく覚えて行った旅行会話フレーズもそんなには使うチャンスがなかったんだけど、この仁川では(この店では?)日本語は全く通じず、英語もダメで、久しぶりにドキドキの外国食事でした。僕の韓国語能力は、大学の第三外国語でちらっと(不真面目に)勉強したので、軽い挨拶ができて、文字は読んでなんとなく音読できるくらい。が、その音読したものの意味はわからない、というレベル。なので料理屋であれこれ質問しながら望みのもの注文することは出来ません。

席に通され、まあとにかくサムギョプサルを頼もうと思って「サムギョプサル」と言ってみたんですが、店員くんはなにや韓国語で僕に質問します。なんかどうやら数字を尋ねてるっぽいので「1人前か?2人前か?」と尋ねてるんだろうと想像。でも1人前がどんなポーションかわかんないので、「big? small?」と質問するけど、どうもbigとsmallという単語がわからないみたい。(か、今考えると、このシチュエーションで僕がbig/smallと言った意味がわからなかったのかも)。いろいろと書いて説明してくれるんだけど(写真参照)、お互いのコミュニケーションは深まること無く、埒があかないので「OK、OK」と連呼し、肉は注文完了しました(ムリヤリ)。結局2人前注文されたようです。きっとこれが大人一人に丁度良い量なのでしょう(写真に「正」の字の書きかけのようなのがある。そういや韓国でもこういうときは「正」の字なのか??)

で、ビール。これはどの旅行会話集にも載ってるような基本表現なのでちゃんと覚えてました。「メッチュ チュセヨ」と一本指を立てて僕は店員くんの顔を見ます。ね、わかってよ。と心のなかで訴えながら。すると店員くん、またもや僕に、質問し返すのです。これはきっと瓶か缶か、もしくは大きさを尋ねてるんだろうと思って、まあそれはどうでもいいや(というかあきらめて)と、またも僕は「OK、OK」を連呼。

あとで分かったのですが、ビールに関しての質問で、店員くんは「カース、ハイト」と言ってたので、彼は銘柄を尋ねたようです。僕の「OK、OK」がどのように受け止められたかわかんないけど、やってきたのは「ハイト」の方でした。(最初の写真参照)

結局僕が注文したのは肉2人前とハイト1本(瓶、500ml)。タレ、にんにく、キムチや葉っぱはデフォルト、というか食べ放題のようで、最初だけは店員くんが持ってきてくれますが、足りなくなったら店の中央にあるバイキングカウンターのようなところに自分で取りに行くシステムのようです。

 

おひとり様でサムギョプサル

バイキングカウンターには写真のような青唐辛子もありました。これは店員くんは持ってきてくれてなかったので是非試してみようと思ってテーブルに持ってきました。きっとこれはものすごく辛いに違いない、と恐れて、先っぽのほうをちらっと齧ってみたところ、なーんだ、ピーマン的。まあそれは言い過ぎにしてもばくばく食べれるレベルじゃんということで肉を葉っぱで巻くついでにこの唐辛子もちぎって乗せてみたところ、中の種が!口の中で爆発しました。ほんとに口の中が火傷したんじゃないかと思うような辛さ。息するのが困難でした。水(無料。各テーブルに水差しとコップがあった)を飲んだ直後はいいんだけどすぐにまた熱がぶり返してきて、悶えました。

 

おひとり様でサムギョプサル

 

こんな感じの店内。年配のグループもいたし、カップルもいたし、男子大学生グループみたいなのもいたし、ほんとにいろんな世代にポピュラーな食べ物なんでしょう。右奥の壁の額には「カムサハムニダ」と書かれています。こういうノリ、日本と同じですよね。

肉×2、ハイト1本で合計9,000ウォン。約690円。韓国の外食相場でいうと高いのか安いのかわからないけど、おそらく普通くらいなのかなと思います。ところであれだけ注文票にはメニューが載ってたけど、豚肉じゃないものを食べてる人はいない様子でした。他にはこの店で何が食べられるんだろ。チヂミのような、「一品料理」的なものも見ませんでしたし。。。

結局、店を出てもなお舌がじんじんして痛かったので、冷たい物!乳製品!ということでマクドナルドでストロベリーシェイクをデザートにしたのでした。唐辛子は注意が必要ですね。

デュッセルドルフのカゴ屋さん

2011/07/07 // Posted in 2011年05月 韓独蘭中旅行  |  2 Comments

デュッセルドルフのカゴ屋さん

2011年5月3日。ドイツ、デュッセルドルフ。

まだしつこくGWの旅行の時の写真です。

デュッセルドルフの旧市街のはずれのほうでみつけた Der Korb (= the basket)という名前の雑貨屋さん。

ほんとにカゴをたくさん売ってました。

こういうばちーっと明るい日差し、もう既に夏ですね。