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再びコスモス畑発見|福岡県粕屋郡粕屋町江辻

2007/10/29 // Posted in 1. 日記, 5. 植物  |  2 Comments

cosmos一面0001

ガーリーな写真ですが。。
数週間前にもコスモス畑を発見しましたが、今日も。
今日のコスモス畑も、通りがかりに偶然見つけました。どうやら縁があるみたい。
こちらのは、この前のに比べると、規模が全く異なります。
ほんとに一面にびっしり、隙間なく咲いてました。
そばに立ってると、花の香りが押し寄せてくるんですよ。
(キク科の植物だけあって、菊のような香り)

ちょっと調べてみたところ、休耕田を利用した花園だそうで、花の数は2000万本。
地元の人たちの努力でこの夢のような景色が作られてるようです。

コスモス刈り

休耕田のうち一部が駐車場になってます。
また写真に写ってる看板にあるように100円で30本持って帰ってもよい
「コスモス刈り」が楽しめたりします。

圧倒的な数に、とにかく驚きました。手入れをする人の努力に感服です。

その他、ひまわり(!)や虫たちも観察してきました。

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『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹

2007/10/26 // Posted in 読書  |  No Comments

『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹








走ることについて語るときに僕の語ること
文芸春秋 \1,500(税込み) 2007/10/12発売

あと一読みで終わるところです。
走ることをテーマとしたエッセイで、前書きで本人も言うように、珍しく自身のことも語ってます。

年に一回はフルマラソンを完走したり、さらにはトライアスロンの大会に出場したり、と、”気軽な趣味”を明らかに超えた取り組み方で、村上さんは走ってるようです。

ちなみに「1kmを6分のジョグペースで・・・」というくだりがあったのですが、
僕はがんばって1kmあたり7分半くらいです(11km/h位で走ることになる)。
もう僕にとってはジョグではないスピードです。


****** 言葉 ******
日本語ですが、読んでて気になって辞書を引いた単語【大辞林 第二版 (三省堂)
『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹

観照 かんしょう
(1)主観を交えず、対象のあるがままの姿を眺めること。
 静かな心で対象に向かい、その本質をとらえること。
 「人生を―する」
(2)美学で、美を受容すること。自然観照と芸術観照とがある。

蠱惑 こわく
人の心を引きつけまどわすこと。女が色香で男をまどわすこと。

「時々刻々何ものゝ妖魔にか―され/罪と罰(魯庵)」


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(今のところ70位くらいです)

Neuer Suesser ノイアー・ズューサー|ドイツの新酒

2007/10/25 // Posted in ドイツにいたときのこと, 食べ物/飲み物  |  No Comments

僕がドイツでの生活を始めたのは2003年の10月。
フライブルクについて次の日、さっそく教会広場の市場に行ってみました。
あれもこれも、何でも珍しく、広場を一周するのに結構時間がかかったと記憶してます。

ちょっとのども渇いてきたので、屋台で何か買ってみることに。
“Neuer Suesser”
との看板のかかる店を見つけました。

Neuer = (ノイアー)「新しい」
Suesser = (ズューサー)「甘い」
 *本当のスペルは: s + uウムラウト + エスツェット + e + r

これくらいの単語は何とかわかったので、
「きっと、収穫したばかりの果物ジュース?」。
売られていたのは、白く濁った飲み物でした。
とにかく買ってみることにました。
確か、コップ1杯で2ユーロくらいだったと思います。
(写真を撮ってないのが悔やまれる)
白く濁って、甘い、秋に「新しい」と謳ってるってことはリンゴかなあと
舌の先がリンゴを受け入れる準備万端になったところにやってきたのは
白ワインの味。

そう、ノイアー・ズューサーは白ワインの新酒だったんです。
新しいからチクチク、パチパチ、微発泡。
(最近、こういう日本酒がありますよね?)
ワインに詳しいひとなら”非常に若い”と表現するであろう、
フルーツ感満点の勢いのある味でした。

コップで買うこともできるのですが、ビンを持ってきてリットル単位で
買って行く主婦もいました。

スーパーで、ボージョレーヌーボーの広告を見て、
「ワインの新酒といえば」、と、ちょっと思い出したのでした。

hexe



















muenster



















yasai




















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大分県日田市、天領祭|天領日田「千年あかり」

2007/10/22 // Posted in 1. 日記  |  6 Comments


ろうそくかわ

















大分県日田市の天領祭のイベントの一つである「千年あかり」を見に行ってきました。
天領時代の雰囲気の残る通りや河川敷にろうそくをたくさん灯す、というイベント。
こんな祭りがあることすら知らなかったのですが、
昨日の夕刊に紹介されてて、さっそく今日行動です。


落ち葉赤



















わりと早くに着いちゃったので、天領時代の雰囲気のあるを散策したり、
町外れにある温泉に行ったりして暗くなるのを待ちました。

ゆ


















ろうそくかわ2

















ろうそくかくだい

















灯ったろうそくを、こんなにたくさん、一度に見るのははじめての経験です。
ひとつひとつの炎がゆらめき瞬き、生き物のようでした。
ちょっと肌寒いくらいのこの季節にちょうどいいような祭りです。
あったかくなるかんじ。



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刺激的な味

2007/10/21 // Posted in 1. 日記  |  5 Comments

寝る前にリンゴジュースを飲み、コップに半分ほど残して放置しておいたんです。
朝起きて飲むかなあと思って。

で今朝(正確には昨日の朝)、起きて一口。目覚めにフルーツの味はさわやか
だったら良かったんですが、なんだか刺激的な味。
何かが腐ったときのような、ちくちくするような、
ちっちゃい唐辛子が入ってるとも形容できるような感じがしました。

コップの中を見てみたところ、なんか茶柱のような黒いのが浮かんでるけど、
まあなんか、ごみ?
(僕はひどい近視+乱視。めがねが無いとPCも使えません。)

顔を洗い、鏡を見るついでに、さっきちくちく辛かった舌をみてみると、

アリ!

極小の肢がちぎれて舌にくっついてました。
髪の毛とかじゃなくて、肢です。不思議だけど、一目で特定できました。

めがねをかけてさっきのコップを見てみると、皆さん、集団で労働中。
とても忙しそうです。これからますます寒くなるので、
追い込みの時期だと思われます。
さっき飲んだときにどのくらいいたかわからないけど、
何匹かが今ごろ僕の胃酸で・・・

おなかを壊すとかでもないし、精神的ショックで気分が悪くなることもないので
心配無用です。もう経験したくないけど、「いいネタができた」くらいに思ってます。

皆さん、多分皆さんは経験すること無いと思うけど、アリは辛い(からい)です。

※うへーと気持ちわるくなっちゃったらごめんなさい。

***** アリ関連で見つけたサイト **********
アリの形の砂糖を作る
(デイリーポータルより)
出来上がった後の使用例の写真がすごいです!

****** 単語 ******
アリ
英:ant
独:Ameise 「アーマイゼ」
蘭:mier
伊:formica
仏:fourmi
西:hormiga
葡:formiga


***** 日本語の「蟻」を使った慣用表現 (大辞林より)******

――穴を出(い)ず
冬の間穴にこもっていた蟻が、春になって地上に出る。[季]春。

――の穴から堤(つつみ)も崩(くず)れる
〔韓非子(喩老)〕ささいなことでも油断すると、
大きな災いを招くことがあるというたとえ。
千丈(せんじよう)の堤も蟻の穴より崩れる。

――の甘きにつくが如(ごと)し
利益のあるところに人が群がり集まることのたとえ。

――の思いも天に=届く(=登る)
たとえ微力であっても、一心に願えば望みが達成されることのたとえ。

――の熊野(くまの)参り
大勢の人が列をなして、ぞろぞろ歩くさまのたとえ。

――の這(は)い出る隙(すき)もない
ほんの少しのすき間もないほど警戒が厳重である。

********************************************************


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朝焼けと水銀灯

2007/10/18 // Posted in 1. 日記  |  No Comments

5d590646.jpg今朝、電車に乗る直前。
朝焼けきれいなのはいいが、早起きツライなあ。まだ暗い時間に起きるのは、緯度の高いドイツにいた時を思い出します。

菩提樹 | Lime tree | Lindenbaum

2007/10/16 // Posted in ドイツ語, 英語  |  No Comments

先日、友人が
「菩提樹は英語でLime treeだ」
ということを言った。ライムということはないだろうと高をくくったのだけど、
いやいや。Lime treeでした。

調べてみたところ、
************** Wikipedia 英語版よりそのまま引用*********************
The trees are generally called lime in Britain and linden in North America.
Both names are derived from the Germanic root lind. The modern forms in English
 derive from linde or linne in Anglo Saxon and old Norse, and in Britain the word
 transformed more recently to the modern British form lime. In the United States,
 the modern German name Linden (pl),
from the same root, became more
 common, partly to avoid confusion with
any other uses of the name. Neither the
 name nor the tree is related to
the citrus fruit called “lime” (Citrus aurantifolia,
 family Rutaceae). Another widely-used common name used in North America is
 Basswood, derived from bast, the name for the inner bark (see Uses, below).
*****************************************************************

ものすごくまとめると、
・英国英語 → lime tree
・米国英語 → linden tree
・どちらも、ドイツ語のLindenbaumに由来。
・柑橘類である、あのライムとは無縁。

“Li”まではどちらも同じだけど、その次が”n”と”m”なのに
語源が同じってことがあるんだそうだ。
上記引用中には、その理由は書いてなくって、
現代英(ブリティッシュ)語に変化した結果、”lime”になった、ということしか
わからないです。




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花火

2007/10/15 // Posted in 1. 日記  |  No Comments

直前の書き込みでコスモスを載せたところですが、
今日は花火。ある大きなショッピングモールの帰りに遭遇しました。

DSC_08000001DSC_08080002



















DSC_08360003


















DSC_08430004

















そういえば今年の夏は、花火は全く見てなかったなあ。

でもこの、長袖を着るような季節に見るとは。



修理から返ってきたばかりのカメラを持っててよかった。



*****単語*****

花火



英:firework

 ※fireeorkを辞書で引いてみると

   1 a  [通例複数形で] 花火.

     b [複数形で] 花火大会.

   2 [複数形で; 時に単数扱い]

     a 才気のひらめき.

     b 感情の激発; 怒り.



独:das Feuerwerk (フォイヤーヴェアク)

 ※単語の成り立ちは「火」+「ワーク」



蘭:vuurwerk 
(フュールヴェルク)

 ※これも単語の成り立ちは「火」+「ワーク」





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スムート|smoot |長さの単位 | ≒170.18cm

2007/10/11 // Posted in 未分類  |  No Comments

ここ最近、僕の暇つぶしアイテムナンバーワンの座にある
Google Earthを使ってて気づいたこと。
「定規」というツールを使って、地図上の距離を測れるんです。
測った距離を示すのに、「キロメートル」「マイル」などの単位が選べるのですが、
そのなかにあった、表題の「スムート」という単位。

簡単にまとめると

・(諸説あるが)1スムート≒170.18cm
・MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生が
 ボストン市内の橋の長さをあらわすのに使い始めた。

詳しい説明は↓これら
Wikipedia スムート(日本語)
Wikipedia “smoot” (英語)
にゆずるとして、英語版を読んで、
スムートにまつわる気になったエピソードを。

・スムートという名前の人が実際に横たわって、橋の長さが測られた。
 (橋の長さは”364.4 smoots plus one ear”)
・だいたい10スムートごとにある橋の目盛りは、毎年新入生によって塗りなおされる。
・橋の改修の際、地元警察が目盛りを残すことを要望。
 橋の上で起こった事故の場所を記録するのに便利だから、とのこと。

もしかしてgoogleってMITの人たちによって始められたんだっけ?と思ったけど、
スタンフォードでした。詳しくは、これも Wikipedia “Google” で。

真剣さの伴う遊び心があるなあ。
これ作った人たちはさぞ楽しんでたんだろうな、と思います。



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コスモス

2007/10/09 // Posted in 1. 日記, ドイツ語  |  No Comments

コスモス



















通りがかりで見つけたコスモス。森に囲まれた広場に咲いてました。
山の中を歩いてたわけじゃなく、ボディボードをすべく福岡県岡垣町の
海岸に向かって車を走らせてて発見しました。
県道の路側帯から撮ったらこんな感じです。
一面にびっしり、ではなくて、ちょっとまばらな咲き方も、
この季節の気分にぴったり、と思った。

現在新しいほうのカメラを修理に出しちゃってるので、
これは以前から持ってるIXYで撮りました。
久しぶりに使うとファインダー(液晶画面)が小さく感じます。

****** 単語 ******
コスモス 
英: cosmos  ※語源:ギリシア語 kosmos(秩序)→「調和→優美→鑑賞花」
独: Schmuckkörbchen (シュムックケアプヒェン)
蘭: kosmos
中: 大波斯菊 (da bo si ju)

****** 語源 ******
コスモス
(熱帯アメリカ原産キク科コスモス属)
ギリシア語 kosmos(秩序)→「調和→優美→鑑賞花」
ギリシャ語で kosmos = 「秩序」 なので反対語は chaos (カオス) = 「混沌」




☆中国旅行☆日本語

2007/10/08 // Posted in 2007年08月 中国旅行(長春・北京)  |  4 Comments

夏に行った中国旅行で。
瑠璃廠(リウリーチャン)という骨董屋街のある店先にあった看板です。

復元

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語源のはなし | similar, simultaneous, synchronise

2007/10/03 // Posted in 英語  |  2 Comments

久しぶりに、ですが、語源のはなしです。
最近、”sim”が気になってます。

simultaneous 「同時の」(サイマルテイニアス)
synchronise 「同時におきる」(シンクロナイズ)

ある人から “simultaneous” の単語の意味を尋ねられて、「同時の」と答えながら
「そういえば、『同時』といえばシンクロ、synchronise 」と思いつきました。

“sim” と “syn” の違いはあるけど、そういえば似たような意味とスペル。
さらにそういえば “similar” も、
頭は同じようなアルファベットが並び、似たような意味。

そこで、Online Etymology Dictionary(オンライン語源辞典)。
“simultaneous”、”synchronise”、”similar”を調べてみました。

詳しい検索結果は省略しますが、
結局やはり “sim(syn)” は “similar” の “sim” だそうです。
 “at the same time” “together”の意味をあらわすようです。

そして”synchronise”  の “chrono” の部分は「時」をあらわします。
“chronicle”「年代記、歴史」
“chronograph”「クロノグラフ」
なんかにいきてますよね。

久々に「なるほど!」と [つながった] 感じを体験したので書いて見ました。



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