今日もPodcastでドイツのテレビ局
ZDFのニュースを見ました。
9月8日付けのトップニュースはアフガニスタンでの空爆について。
アフガニスタンに駐留するドイツ軍がアメリカ軍に要請してなされた空爆で
民間人にも死傷者がでたとのことで大きな問題になってます。
ZDFの看板ニュース番組“Heute (ホイテ)” では、(多分たまたま)ハンブルクにいたユング国防相
に中継でアナウンサーがインタビューしてました。
昔の久米宏を髣髴させる、ずばずばと鋭い調子で質問を浴びせた後、最後は、
アナウンサー:Vielen Dank Verteidigungsminister. Guten Abend noch nach Hamburg.
国防相:Guten Abend.
という挨拶でインタビューは終了しました。
で、ここで。ドイツ語のことで気が付いたこと。
Guten Abend って普通は「こんばんは」ですが、こんな感じで「さようなら」や「失礼します」
にもなりえるのだなあと。あくまでもシチュエーションによって、ですが
出会った時にも別れの時にも使える挨拶です。
アナウンサーの言った Guten Abend noch nach Hamburg.
のように noch が付いた形では他にも いろいろと、別れの挨拶はあるのですが、
国防省の返事、 Guten Abend. にはnochがありません。
へー、こんなんもありなんだ、と思った次第。
ちなみにそのnochがついた、他の別れの挨拶ですが、例えば
Schöner Tag noch. ( シェーナー・ターク・ノッホ)=「素晴らしい日をさらに過ごしてください」≒ Have a nice day.
このフレーズは、ドイツに住んでたときの近所のスーパーでよく聞きました。
かったるそうにレジを打つアルバイトらしき少年が毎度毎度僕に言ってくれるのでした。
村の中では唯一のスーパー。(”食料品店”のほうが適切か)