沖縄でお店の人に何かを尋ねたりお願いしたりした時の、
1. 「では見てみましょう」2. 「それこちらでお預かりしましょう」
などなど、「ます」+「う」という助動詞の標準語での使い方との違いが大変面白い!
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1. は僕が那覇市内の本屋さんで、「おきなわいちば」という雑誌のバックナンバーがおいてあるかを尋ねた時の店員さんの一言でした。
そうですね、例えば福岡でだったら「では見てみますね」かなあ。
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2. は空港の手荷物検査場で、僕がうっかり携帯を手に持ったまま金属探知機をくぐろうとしたときの係員さんの一言。
自分だったら「それこちらでお預かりします」ですよね。
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「めんそーれ」みたいにあきらかに方言なのもそれはそれで興味深いんですが、こういう標準語にもあるのに使い方がほんのちょっとだけ違う
って表現、おもしろいです。
おもいっきり語彙も異なっちゃう方言ならすでに語源とか調べられてるんだろうけど、
このような、標準語にもあるけど、ってのは、どういう過程でそういう進化を遂げたのでしょうね。
やはり”ダーウィンのガラパゴス”みたいなもんかな。