2004年2月。ドイツ、オーバーリード村。
ドイツでの最初の住まいからはこんな景色が見えてました。谷の斜面に建つ家だったんですが、反対側の斜面は牧草地で、ときどき羊が放されていて、草を食べてるようでした。まあなんとも長閑な村で、楽園!と喜んで入居したのでした(でもあとで不便さが不満のタネに)。ちょうど窓の前にはバラが植えられていたんだけど、結局花の咲く時期はもう引っ越しちゃってたので、何色の花かはわからずじまい。
2004年2月。ドイツ、オーバーリード村。
ドイツでの最初の住まいからはこんな景色が見えてました。谷の斜面に建つ家だったんですが、反対側の斜面は牧草地で、ときどき羊が放されていて、草を食べてるようでした。まあなんとも長閑な村で、楽園!と喜んで入居したのでした(でもあとで不便さが不満のタネに)。ちょうど窓の前にはバラが植えられていたんだけど、結局花の咲く時期はもう引っ越しちゃってたので、何色の花かはわからずじまい。
前回書いたその部屋にはこんなミニ台所がありました。
観音開きのクローゼットかと思って開けたらなんとシンクと電気式コンロがあった、そんな感じです。ほんとタンスみたいな大きさでした。ちなみに換気扇がなかったので派手には料理できませんでした。そういやバスルームにも換気扇なかったのでシャワーのあとはドアを開けたままにして部屋に湿度を逃してました(加湿器のかわりにしてた)。
写真上の方は調味料入れ兼食器棚。うっすら見えてるけど、右の扉の裏にはフキンとゴミの日カレンダー。
いまこれをかきながら思い出しましたが、なんといっても作りがやはりドイツ人仕様で、背の低い僕には高すぎた!!この写真は僕が普通に床に立って写したものです。ね、高いの、わかるでしょ?洗面所のボウルも鏡も僕には高すぎたので、入居してしばらくしてからIKEAで子供用のステップを買って来ました。
・・・書いてるといろいろ思い出すもんですね。もうしばらく当時の写真探してみようと思います。
そういえばこのブログはもともとはドイツ留学日記でした。2003年の11月、せっかくだから記録を残してみようかなということで当時流行り始めた”掲示板形式で更新できる日記用ホームページ”(←当時僕はこのようにブログを理解していた)を始めてみたのでした。結局、当時は熱心には更新しなくて、写真も今ほどには撮ることもなく、詳細な記録、とは言えないままでした。
もうその時から8年以上が経つのだけど、忘れたこともたくさん。写真がないと、この部屋にコーヒーメーカーがあったことすら覚えてなかったと思います(使ってなかったから)。ということで気になったら、昔の事も書いてみようかと。タイムリーな出来事じゃないのはブログらしくないけど。
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この部屋は一番最初に住んだ部屋です。大きなおうちの1階部分を間借りしてました。間借りと言っても独立したキッチン(とても小さい)とシャワーがあって(バスタブはない)、まあアパートみたいなもんです。玄関を入ってホールに面して3つのドアがあり、その右のドアがこの部屋の入口でした。正面は2階に住んでた大家さん夫婦お宅の扉、左は、東欧出身の夫妻が住んでるお部屋でした。その東欧夫妻も独立した生活ができていた模様。
白い塗り壁に電球のみの照明。これぞヨーロッパ!とわくわくの第一印象を今でも覚えてます。たしか調光器で明るさが変えられたはず。テーブル、クッションの柄など、いかにも70年代な感じがして、大家さんのおじいちゃんの雰囲気そのままだなあと思った記憶があります。もちろんテレビはブラウン管の小さなもの。あんまりチャンネル数が多くなかったと思います。それでもフランスのニュース局は見られました。
自然はいっぱいだけど、不便な場所にあったので結局す5ヶ月で引っ越してしまったけど、今でも大家さんとはクリスマスカードの交換は続いてます。
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このまえの土曜日に行ったパーティーで、たまたまベルリンのクロイツベルク(西ベルリン)出身の人と知り合いになった。
1989年の壁崩壊当時、彼は10歳。壁近くに行くのは怖かったそうだ。
「監視の兵隊がたくさんいたし、武器を持ってたからね」その日にベルリンにいた人に会うのは初めての経験でした。
西側の人は東に、(ある程度)自由に行くことができたので、今後もっと話を聞いてみようと思う。***********************************************************************************
2003年、ドイツにいた頃、友だちの友だちが東ドイツの町(名前忘れた)出身でした。
東ドイツ出身の人に会うのは初めて だったので、いろいろ尋ねたんだけど、その子はちょっと「重たいこと」を・・・残念、これくらいしか覚えてない。。
当時からこのブログやってたんだけど、こういうこと書いとけば良かったのに。と今思います。***********************************************************************************
2008年1月にベルリンに行ったときの写真。
ブランデンブルク門は観光地。フリードリヒシュトラーセ駅は当時は国境の駅でした。
クロイツベルク地区のコットブッサートア駅。
東ドイツ時代の建物はとにかく大きい。カールマルクス通りのビル。
そして通りもやたら広い。
空き地に残った壁。僕が立ってるのは多分緩衝地帯。
2004年1月1日 17時29分 スイスのバーゼル空港で。
この年は元日の夕方からロンドンの友達に会いに行きました。
空港とは思えない程人が少なく、静かな待合室で、
ひとり静かに新聞を読むビジネスマンと思ったら広告マネキンでした。
顔の向きが不自然で、とても目立ちました。目立ってるから広告としては成功。
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この空港の正式名称は
EuroAirport Basel Mulhouse Freiburg
「バーゼル(スイス)、ミュールーズ(フランス)、フライブルク(ドイツ)のユーロエアポート」
この三都市共同の空港、という位置づけです。
実際はフランスの領土内にあるのですが、ターミナルの一部はスイスの飛び地になっているので、
空港の建物内に国境がある珍しい空港です。
↓地図をみると「スイス」が小さく囲まれてます↓(「続きを読む」をクリック!)
森と散歩の大好きなドイツ人の真似をして、僕も散歩にしょっちゅう行ってたんですが、
そのなかでもお気に入りのコースにEisweiher(アイスヴァイアー)という池がありました。
ぐるっと一周できるように小道が作られてます。
写真に写ってる部分は割と深いのだけど、もうちょっと奥のほうに行くと、
浅く湿地のようになっていて、カエルの卵があったり(孵化から手足がでてくるまでちょくちょく観察しに行った)、
葦のような植物が生えてたりしました。
大家さんのおばちゃんにこの池の名前を聞いたらEisweiherとのこと。
Eis(アイス)は「氷」でweiher(ヴァイアー)の部分は他に聞いたことなかった単語だけど、
まあそんなもんか、で納得してたんですが、最近とみに使い出した独独辞書によると
weiher:
(besonders Sueddeutscher Sprachgebrauch) ein meistens natuelicer, kleiner See = Teich
[特に南ドイツで使用される言い方] たいてい自然の、小さな湖=池
「氷池」だったのでした。
冬でもそんなに寒くならなくなった、と大家さんは言ってたけど、
きっと昔は、冬にはこの池は氷で覆われていたんでしょう。
アイスヴァイアーへ向かう途中に渡る小川。
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そういや3年前はドイツにいたなあとふと思い出した。
ちなみに今日10月24日はなにやってただろう
と写真を探してみると、なんと雪。
そういや10月の初めにドイツに行って、初雪を見たのがこの日でした。
写真は当時の自室から。
バラの木越しの景色です。谷の向こうは羊の放牧場でした。
******単語******
日:春、夏、秋、冬
独:Frühling, Sommer, Herbst, Winter
「フリューリング、ゾンマー、ヘアプスト、ヴィンター」
蘭:lente, zomer, herfst, winter
「レンテ、ゾーメル、ヘルフスト、ウィンテル」
2004年6月27日に撮影したもの。
そのころ、ドイツに住んでました。
Titiseeという湖のある高原の(標高860メートルくらい)
避暑地に住んでたんですが、30分に一本の電車にのって15分ほど(と思う)
さらに山を登っていくともうひとつの湖がありました。
Schluchsee(シュルッフゼー)
湖岸がすぐ電車のホーム。
ただ湖、プールがあるだけ。
人工物が少ない、こういうところは、好ましいですね。
壁の質感に惹かれてこの写真をとった記憶があります。
窓が木枠ってことはかなり古い建物だ思われます。
ドイツ在住の友達から送られてきた包みを開けてみました・・・
手前二つの”Paradies…”ってのは牛乳に溶かし、
ホイップして食べるデザートらしい(はじめてみた)
手前は「もも」、奥は「レモン」
その奥は牛乳に溶かして飲む、バナナシェイク。
ドイツチョコレートといえば、のRitter。
いろいろな味の詰め合わせ。
種類の表示が青地の部分に書いてあるんだけど、なぜか、英語。
!きっとこの時期多い、外国人に買ってもらおう、というねらいだ。
そう、これはサッカーバージョン。
赤地の部分:ニュー 期間限定
最後にこれ。味がどうのよりも、この「特別さ」がたまりません。
「サッカースープ」:チキンコンソメ、サッカーボールヌードル入り(期間限定)
このようなマギーやクノールのスープのもとって
ドイツでは種類が豊富で、よくお土産にしてました。
もし今ドイツにいたら、これ、大量にお土産として購入するな。
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これらとともにドイツ語の本ももらいました。
語学学校時代の友人が、当時読んだ本を僕に贈ってくれたのです。
しおりとして挟んであるのが、学校で催されたコンサートのフライヤー。
脳みそが、時間と距離をこえて、そこに移動しちゃいます。