太宰府天満宮でおみくじ(今年初めて)引いたら大吉!
この神社のおみくじの紙の色は行く度に変わります。
六月には紫の紙だったような気がするのですが、季節に合わせてるのかなあ。
太宰府天満宮のおみくじには必ず和歌が書いてあります。
僕の大吉の歌は、この神社に祀られてる菅原道真のもの。
東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ
「京都においてきちゃた梅の木さん、僕は遠く西国の太宰府に来ちゃったけど
東風がふいたらその花の香りを届けてくださいね。
僕がいないからといって春を忘れて花を咲かせないなんてことのないようにね。」
という歌を菅原道真が詠んだところ、その梅は一夜にして
都から太宰府まで飛んできた、という伝説があります。
社殿の向かって右に、その「飛梅(とびうめ)」は今でも生きてて
早春に白い花をつけます。
一月に(ちなみにこの日は中国の正月)
桃色の紙の大吉をひいて
この歌に歌われてる梅の木の前で
おみくじ読むのってかなりめでたい、と嬉しくなりました。
=== 文法 ====
な・・・そ → ・・・するな(禁止)
*「・・・」の部分の活用は諸説あるようなので、割愛。
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