2014年8月3日、京都、八坂神社。
時間切れで知恩院を参拝できず、雨が降ったり止んだりするなか、傘を持ってなくて、でもカメラは鞄にしまいたくなくて、
せかせかとやってきた八坂神社。
本殿を背にして舞殿を撮りました。
提灯を奉納した人の名前をじっくり読んでしまいます。祇園の芸妓さんの名前やお店の名前かな。
2014年6月14日、沖縄県名護市。泊まっていたホテルの窓より。
懐かしんで沖縄の写真を載せます。そのような建物は、建てる、というよりもなんだか積み重ねて作った感じがするんです。
穴があいているブロック(花ブロック)にしてもそうですが、それがベランダや階段の手すりにあたるような壁のようなものだと、納得、というか
そういう作り方なのだろう、と思えるのですが、6階建てのビルですが、すべての階で、窓の形や床面積が異なっています。
素人考えでは階ごとにこうやって設計を変えるのって大変だろうなと思うのです。とても中に入ってみたいビルでした。
5月の旅行のときのに見た景色。迫る山に沿うように建てられたこのお寺は、その山もお庭の一部。回遊の延長で登ることができます。登るとこんな景色。町とは緑で隔絶されているのがよくわかります。足利義政さん、静かに過ごしたかったのね。
日陰はものすごく暗く、日向は目がちかちかするような明るさの縁側。対極が同居。昨日写真を載せた「つくばい」の「新しい/古い」もそうでしたが、両極端なものが共存している場面が多いお寺でした。
つくばいの石は苔むすほどに古いけど、柄杓やそれを受ける、横に渡した竹は青い。更新すべきものとそうでないもの。なるほどねえ。
こんなヒントが、歩を進めるごとに出てくる旅は贅沢だなあ。2013年5月19日。京都、大徳寺。建物も庭も、何もかも古く、ただ、新しいのは新緑の木の葉とお坊さんが履いてたわらじだけでした。
確か、場所は丸太町と御池の間くらい。上流方面を向いて撮ってみました。こういう散歩ルート、近所に欲しい。
清水寺って写真で紹介される場合、斜めから撮ったものが有名ですが、正面からみるとこんな姿。
人工のものなのに山の中にあっても違和感ないなあ。これはもうこれで尾根の一つみたい。2013年5月20日。清水寺に行くのに、店先を掃除していたおっちゃんに教えてもらった道を登ると五重塔。
2013年5月18日。京都。大徳寺の高桐院に行った後、バス停までの道すがら撮った写真。ここはまだお寺の境内だったと思います。こんな壁ほしいです。
嵐山の天龍寺の庭は、迫るようにそびえる嵐山を借景に取り入れてることで有名ですが、それだけの山に対峙する建物もそれはそれは、堂々と、どっしりと。
ほぼ二十年ぶりに訪れました。古くからあるものって、年をとってからの方が、その持っている魅力に気づきやすいのかも、と思った次第。
確か最後に来たのは大学生の時だったと思うのだけど、そのときにはこの場所の全体のバランスとかには気が付かなかった(か、ただ忘れただけ)しなあ。建物がどれだけ古い、こんな逸話がある、というのも感動ポイントではあるけど、銀閣は全体のバランスというか総合的な魅力で僕を圧倒した場所でした。それから、最近になって庭仕事をするようになって、このような庭を維持するのに、どれだけの労力は払われているかとおもうと唖然。自然に見えるような人工の庭って大変なのに、と、今だからこその感想を持ちました。
写真は庭の「銀沙灘(ぎんしゃだん)」を臨む窓から。