関西に5年も住んでたのに鴨川の川床未経験だったので、6月の京都旅行では川床に行く!!と宣言してたんだけど、宿泊先でもある弟が強くすすめるのでカタロニア料理屋さんに。あくまでもスペイン料理ではなくカタロニア料理。そこまでいうなら、と。行ってみた。
How to toast in Spain
実はこの日、店についたのはかなり遅かったんです。ホントは21:00には店に着いてるはずだったんだけど、仕事のせいで新幹線に乗るのが遅れて到着したのはかなり遅くなっちゃいました。先に店に入っていた弟に司令を出していろいろと料理は注文済みだったとはいえ、快く迎えてもらえて嬉しかった。まずそこで歓迎された気分になってテンションあがる。
まずは、とビールをすーっと飲んじゃったところでこの壁の乾杯の手順に気づいちゃった。
1 ¡ARIIVA! =上に!
2 ¡ABAJO! =下に!
3 ¡TIN! = チーン!
4 ¡Y ADENTRO! ¡ ¡SALUD!! = はいどうぞ!カンパーイ!!
これは知らなかった。ということで改めて白ワインをお願いしてこれやりました。
Of course, Spanish white wine
Name speaks; ”Turtle hand"
僕は生まれて初めて食べたのだけど、「亀の手」イソギンチャクの仲間らしいです。イソギンチャクの仲間だ、と説明されないと、この名前をほんとに信じてしまいそうです。周りの皮を取って食べてみると、あっさりした貝のような感じ。食感もこりこりで周りの海藻からも出汁が出てるのか、海の味。お店の方にスペインの亀の手はもっと大きくて・・・とか、出されたワインはこういう亀の手が食べられるような海の近くで・・・などといろいろなお話を聞きながら、ここは古都なのに心は南欧。ムイ・ビエン。
This is THE true paella of Catalonia
さていよいよ一番楽しみにしていたパエリア。これまでに食べたことのあるパエリア(さらさら黄色ごはん)とは違って、リゾットのような感じでしっとりご飯です。で、このしっとりが実はエビの出汁。しっかりエビ。お米の奥までエビです。カタロニア地方のパエリアはこういう感じのおじや?ふうなものなんだそうな。最初っからテンションあがりっぱなしではあったんですが、食べたものがあまりにもおいしいので呼吸を忘れるっていう経験、初めてしました。息がとまるんです。ちなみに手前の生ハムもよかった。二種類出してもらったんですが、こうやって食べ比べると、生ハムにもいろいろあるんだ、と感心。料理も美味しかったし、合間合間にお店の方とお話できたんですが、真剣に料理に取り組んでらっしゃるんだなあというのが伝わってきて、ますます箸(スプーン)が進むのでした。
これは金曜日に行ったときのことだったんですが、実はその後、翌々日の日曜日の昼にもこのお店でランチにしたのでした。そんなに繰り返して行きたくなるようなお店です。
年内にもう一度いけたらいいなあとは思ってるけど、いや行こう。季節変わったらどんなのが食べられるか楽しみ!
EL BOGAVANTE 346 エルボガバンテサンヨンロク
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